夜…赤ちゃんにはなるべく長く、そして快適に寝てほしいですよね!
昼寝が適切にできているか、お腹は空いていないか、ミルクは満足に飲めているかなど他にも大事なことはありますが、温度調節もかなり重要です。色々試した結果見つけ出した『夏の夜にベストな室温、服装の組み合わせ』と睡眠時の注意点を紹介します。
*:この印がある文は、記事の一番下に参考にしたリンク先を示しています。 寒いよりも暑くなってしまう方が危険です。大人はある程度対応できてしまいますが、赤ちゃんの体調は突然変わります。夏は特に暑くなりすぎないよう注意する必要があります(冷房をつけていても停電や故障により止まる可能性があることを留意)。 基本的に大人よりも赤ちゃんの方が暑がりです。赤ちゃんの服装は『大人と同じか一枚少なめ』とよく言われますが、曖昧でよくわかりませんでした。夜は私と夫で着ている服装と布団の組み合わせは違いますし、体調などによっても変わるので、大人基準で考えると難しいです。なので赤ちゃんにとって快適な室温と服装の組み合わせの基準を決めておくと管理がしやすくなります。 夜中に赤ちゃんが泣いていて触ってみたら熱い!という経験はありませんか?泣く理由は他にもたくさんありますし、部屋が暑かったかな?と色々考えてしまいそうですが、室温と服装がいつもと同じなのに赤ちゃんが暑がっていたら発熱している可能性があります。発熱にはやく気が付くことができれば、体温を測って必要に応じて解熱剤の投与・医療機関への相談といった対応が迅速にできます。 体温は、面倒ですがお尻で測るのが一番正確です。普段のスクリーニング程度であればおでこや耳、脇の下で測るのでも良いのですが、体調不良時やワクチン接種後はお尻で測れる体温計を持っておくと安心です。我が家は保険の関係でアメリカの大学の医療機関を受診するのですが、いきなり受診するのではなくまずは電話をします。その時に体温をどこで測ったのか訊かれるのですが、お尻で測った体温でないと「それじゃあわからないから…」と話すらきいてくれません。確かに同時に他の場所で測ると1℃くらい平気で違うのですが… 大人用のでも良いのですが、赤ちゃん用の先端がソフトで曲がるようになっていて、なるべく速く測れるものがおすすめです。もちろん脇の下でも測れます。 リンク↓↓↓(上:日本、下:アメリカ) 湿度や風は体感温度に影響しますし、赤ちゃんの個人差もありますので、あくまで目安です。赤ちゃんの様子を見て各々ベストな組み合わせを見つけてください。 基本的には冷房で室温を調節していますが、涼しい日はファンだけの時もあります。ぼっちゃんが寝た後はベビーモニターに表示される室温を確認しています。場所が離れていても部屋の温度が確認できるので便利です。夜中はベビーモニターをベッドの中に持ち込んで、目覚めた時に室温と生存の確認をしています。ベビーモニターの魅力と便利な使い方をこちらで紹介しています。 暑い日に肌着だけで寝かせたこともあるのですが、温度が下がった時にすぐ起きてしまいました。手足が冷えてしまっていて、再び寝つくのにも時間がかかってしまいました。肌着とスリープサックの組み合わせなら、快適な温度より1-2℃くらい下がっても順応できるようです。温度が高くならないようにだけ注意しています。 ぼっちゃんが着ているのはSleeping BabyのZipadee-Zipというスリープサックです。この記事(【保存版】赤ちゃんがよく眠れて安全に使えるスリープサック(生後8週前後〜))でおすすめする理由を詳しく書いていますが、 とメリットがたくさんあり、愛用しています。Facebookの赤ちゃんの睡眠に関する情報を共有するグループに入っているのですが、そこでも一番人気です。 泣いて訴える赤ちゃんもいます。これらのサインが認められたら冷房の設定温度を変更する、洋服を脱がせるなどで対応します。 窒息の恐れがあり危険です。着るタイプの布団もしくはおくるみ(生後8週まで)やスリープサック (生後8週~2歳頃)を使用しましょう。 詳しくは以下を参考に選んでください。 低出生体重児であったり、何かしらの理由で新生児の時に医師から帽子をかぶせるように言われる場合がありますが、基本的に退院したら家では帽子はかぶせません。オーバーヒートにもつながります。 *参考にしたのはAmerican Academy of Pediatricsのポリシーです(リンク)。 赤ちゃんの安全な睡眠に関してもっと知りたい方はこちら↓↓↓
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温度管理の重要性
オーバーヒートは乳幼児突然死症候群 (SIDS) のリスクが上がる*
赤ちゃんにとって快適な温度を知る
発熱にすぐ気が付くことができる
余談になりますが…
赤ちゃんが快適な室温と服装の組み合わせ
我が家の場合
我が家のぼっちゃんは24-25℃で、半袖の肌着とスリープサックの組み合わせが最も快適なようです。冷房の吹き出し口の都合上、サーキュレーターの風量を弱にして使用しています(静かすぎるよりも多少の雑音があった方が、夜中に起きることは少ない傾向にあります)。
室温と服装の管理についてもう少し詳しく説明します。室温の管理
快適な服装
赤ちゃんが暑いと感じているサイン*
やってはいけないこと【注意】*
寒そうなときに布団をかける
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【保存版】赤ちゃんがよく眠れて安全に使えるスリープサック(生後8週前後〜)帽子をかぶせる
最後に
乳幼児突然死症候群 (SIDS) のリスクを減らせるよう、赤ちゃんの安全な睡眠環境が整うことを願います。