子育て向いてないぼっちゃんママの研究記録

アメリカで共働き。東大卒、元大学教員の研究者。子育てには向いていませんが、楽しむ努力をしています。

【経験談】搾乳だけでも母乳量は減らない?

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直接授乳って赤ちゃんが生まれればすぐできるって思ってる人いませんか?けっこう苦労する人もいますしデリケートな問題です。

私は直接授乳を頑張ったけどうまくいかなかったので、生後3日目から搾乳だけを続けていました。赤ちゃんがNICUにいて搾乳することにした人もいるかと思います。搾乳をしていたときに不安に思っていたことや調べようとしたことをまとめました。

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直接授乳ができなくて落ち込む

以前こちらの記事で、直接授乳のために奮闘した話や授乳がうまくいかない場合に考えられる原因について言及しました。

www.botchanm0m.com母乳をあげたいと考えていた人にとっては、ミルクをたくさんあげることに多少なりとも抵抗がある方が多いのではないかと思います。ミルクでも大丈夫だということは頭ではわかっていても、母乳にもメリットがありますし、何より経済的でかつ色々と楽であることは事実です。母乳とミルクの混合の場合であっても、なるべく母乳量を増やしたいというのが本音じゃないでしょうか。
周りから何を言われようが、何かきっかけがあって自分で納得しない限りは自分のことを責めてしまいがちです。人に預けやすくなるとか足りない栄養素も入っているとかミルクのメリットをいくら見ようが心に響かないんですよね。それって完全母乳にできなかったからミルクをあげるようになって見つけたメリットでしょ、そのメリットがあるから積極的にミルクをあげてるわけじゃなくて仕方なくミルクになったんでしょみたいな

今考えると私らしくない考え方だなと思いますが、産後はホルモンバランスなどにより精神的に落ち込みやすく、感情のコントロールも難しくなります。産後のことについて知ってはいましたが、他人事だと思っていました。普段の性格は関係なく誰にでも起こり得ます。

 

搾乳を続けるのは大変

搾乳機には大きくわけて手動のものと電動のもの、片胸だけのものと両胸同時にできるものがあります。搾乳を続けると決めたら、上記のリンクのような両胸同時にできる電動のタイプを強くおすすめします。私はMedelaのを使用していました。詳しい理由・使用方法は以下の記事で紹介しています。

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搾乳をするのは正直とても面倒だったし、家族の協力がないと難しかったです。搾乳を始めると最低でも15分間は赤ちゃんの面倒を見られないし、洗い物や消毒するものも増えるので結構大変でした。
搾乳している間も「直接できれば楽なのにな。私は今搾乳のためだけに生きてる気がする。」と何度思ったことか…
夜間授乳の時は、搾乳した母乳をそのまま赤ちゃんにあげる、もしくは搾乳して冷蔵庫に保管していた母乳を温めてからあげることになるので、余計に時間がかかります。夫は全く気にしていませんでしたが、「私がもし直接授乳できれば夜に夫が起きる必要もないのにな」とも思いました。その通りかもしれませんが、実際これを授乳指導の助産師さんに言われてショックだったので、以降指導に通うのをやめました。

 

搾乳しても母乳が出ない!?

びっくりするぐらい最初は一滴も出ませんでした。20分も搾乳をしてもゼロです虚しいですが刺激にはなっていたみたいです。乳首が切れて出血していたせいか、一番弱いパワーでも痛かったです授乳に比べたら恐怖心も痛みも断然マシでしたが。根気よく続けていたらしばらくすると一滴、そして1 ml、数 mlとどんどん増えていきシリンジで吸えるほどに、そしてさらにボトルに溜まるようになっていきました。気がついたら痛みも全く感じなくなっていました。初期はかなり敏感になっていたようです…

 

1日あたりの搾乳量

母乳量に関しては個人差もありますし、使用していた搾乳機が良かったからなのかもしれませんが、哺乳量のうち80~100%は母乳で、ミルクは20%弱しかあげていませんでした。私としては大満足です。搾乳量は日によっても異なりましたが、軌道に乗ってからは1日に600~1000 ml 搾乳できました。

初めは搾乳を2~3時間毎にするよう指導されます。母乳が赤ちゃんの要求量に追いつくまではタイマーをつけて頑張っていましたが、徐々に4時間、6時間、ひどいときは12時間(さすがに張りやすくなる)と次第に手を抜くようになりました。もちろん頻繁に搾乳した方が母乳量は増えるのですが、乳房の張り具合や生活のペース、気合いに応じて手を抜くのはアリだと思います。※個人の経験に基づく意見なので、医師・助産師等に相談してください。

 

搾乳を続けていて不安に思っていたこと

一番不安だったことは、搾乳だけでは母乳量がどんどん減っていくのではないかということでした。直接授乳すれば刺激になって母乳量が増えるなんて言われたこともありました。ですが私の場合はむしろ搾乳の方が母乳量を維持することができていました。何故そう言えるのかというと、あるとき突然直接授乳に切り替えることができ、その後母乳量が増えるのかと思いきやミルクの割合が増えたからですそのときの話はこちら↓↓↓

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結論

搾乳だけを続けていても母乳量を維持することは可能でした。ですが搾乳量は使用する搾乳機、個人差、体調の変化等に左右されるため万人に当てはまるわけではありません。

 

経験者が少ないからなのか、自分が当時知りたかったことは検索してもあまり出てこなかったので自分の経験談を記事にしてみました。どなたかの役に立てば幸いです。

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